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BLOOD+ Episode-50 ナンクルナイサ

とうとう最終回を迎えました。
通して見終えて感無量です。

サヤは結局子供達を殺せず、生きることを選択し、沖縄に帰ることになるわけです。

先週の段階で「生きていちゃいけないの」というサヤの言葉へのカイの答えは「ふざけんなっ!!」であり、カイがサヤが死ぬことを引き留めるのは予想された展開でした。
っていうか、子供を殺してサヤ死亡というバッドエンドなら一年かけてストーリーを展開させる必要はないわけで、このサヤが生きるという結論をいかに説得力を持たせるかということで一年間すべてのエピソードが織られていたんだな、と思うのですね。それが上手くいったかどうかというかというと、俄に判断が付きかねるのですが、解りづらいながらも成功をしたのではないかなぁ、と。

なんていう小理屈はまた別にして。

ねいさーん
やはりあなたは生きていたのですねっ! 「かちこちねぇ」って。ネイサン。やはりサヤの血はサヤの姉妹であるディーヴァの血にしか効力はないのですね。
サヤが、ことが終わって生きやすくするために死んだふりをしたのではないか、と。
これも一種の「愛」ですかねぇ。
ネイサン・マーラーとしてはあの場で死亡し、この後新たな名を持ち別の人生を生きるのでしょうが。
「かちこいねぇ」
といいつつ、人生楽しむのでしょうね。サヤ休眠中、どこかで、チェロを弾くハジと接触してたりして。

ハジ。
普段、しゃべらない人の言葉は、重みがあります。
ハジの本当の望み。それは出会った頃のサヤの笑顔を取り戻すこと。そのためには何でもするって。
沖縄でサヤの笑顔を見た時、嬉しい反面、どんなに寂しい思いをしたことでしょう。胸が痛いです。
中年オヤジを串刺しにしすべてを終わらせて、サヤに告白して死んだ……わけないですね。
雷で焼かれても死なないシュバリエですから、あれしきのこと。
ただ、完全カイ×サヤエンドなら、ハジが退場するよいきっかけな訳で、どっちかなぁ、と思っておりました。
バラの青いリボン。あれはハジがサヤへの贈り物ですよね?
無駄に気障っぽかった庭師のハジを思いだします。

謝花ねーさんは、中東にいく岡村さんに付いていくそうです。
オプションD発動で、ジュリアさんがネットを駆使して機密を抜き出していますが、手伝ってって。

いつの間に、そんなワザ、身につけたの?

ジュリアさん。今度はジュリアさんが子供を宿しているようです。相手はコスプレオヤジデビッドさん、ですよね? 
はやっ。
長年のカタオモイが実って、よかったー

最後のオモロのシーンは和気藹々としてよかった!
本当に、万事解決して、日常が戻ってきたっていう雰囲気が、ほのぼのしてます。
ジョエルの謝花ねーさんへ「おじょーさん」っていうのが、品がよくていいわぁ。
香里ちゃん、何が一度だけ特別に診察なの? なんだか妙にやらしーんですけど。
ルイスの小瓶はあやしいー。
ゆで卵が美味しいというカイの料理の腕前。もしかして、問題あり? どんな料理も美味しくする魔法のエッセンス? 実演販売セールスやったら、ルイス、儲かるかもなぁ? あからさまにあやしいから無理か?

何故サヤが生きていてはいけないのか?
「誰がそんなこと決めたんだ」って、カイはそう言ってサヤが死ぬのを引き留めようとしましたが。
ホント、そうなんですよ。これ、私のアニメを見ている間の、私の疑問でもありました。
そもそもなんでサヤが死ななければならないと思いこんだのか?
結果としてディーヴァが死ななければならなかったのか?
サヤの意思を解釈すると、限られた人の人生へ人以上の力を以て介入し、不幸にするから。
だから、人以上の力を持つ、翼手は滅びなければならない。
サヤが思いこみは一面にしかすぎません。
そもそも、ハジがシュバリエになったのは、事故(崖からの落下も事故なら、サヤが血を与えてシュバリエにしてしまったのも、無知が招いた事故)。もとよりサヤを愛しているハジからすれば、どのような形であれ、サヤとともにあれるのは幸せなことだと思うのです。幸か不幸はサヤが決めることではない。
ジョエルの一族がディーヴァに皆殺しにされたのは、確かに凄惨な出来事でした。
あれも、初代ジョエルとアンシェルが、ディーヴァを人として教育しなかったのが原因なわけで。
カイが言うように、そしてしているように、双子それぞれに十分に愛情を注いで育てたら、ディーヴァはああはならなかった。少しワガママかもしれないけど愛すべきお嬢さんな、サヤとディーヴァだったはずなのに。
やはり歪めたのはアンシェルなのでしょうか?
問題は、何故、アンシェルはあのような行動をとったのか。
翼手を私したいというアンシェル欲望が源なのでしょうか?
歪んだ愛情からすべてが始まり、それゆえディーヴァは死に至り、サヤは死ななければならないと思いこむに至った。
アンシェルの罪と、それが政治的にも巨大な罪へ膨張させた理由が、物語りの中で語られないままに終わったところが、釈然としないところです

いずれにしても、ディーヴァの双子、カイのまっすぐな愛情に育てられ、赤い盾に世界から守られ、人として幸せに育つのでしょう。きっと、サヤとディーヴァのにのまえにはならない。そして、双子が幸せに育つことが、アンシェルの誤りを突き付けることになるのでしょう。

それとですねー。
結局、カイ×サヤなんですか? ハジ×サヤなんですか?
ハジとサヤのキスシーン。唇ではなく、頬を選んでいたのですが、後ろを向いてのキスは、どうだったんでしょう?
あのあたりが、サヤの気持ちなきもします。
前髪を切るシーンで、カイとキスをするのかと思ったら、そうでもなかったし。
永遠の三角関係っていうところなのでしょうか。はは。

なんだか語りたいことは尽きず、核心の周りで踊っているような感想ではありましたが、ひとまずこれにて幕引きといたします。

土曜日が来るのが待ち遠しく、とても楽しい一年でした。

途中、感想、さぼってしまいましたが、つたない感想文をお読み下さり、どうもありがとうございました。

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BLOOD+ Episode-49 二人の女王

 一年間引っ張ってきた戦いの結末としてはあまりにもあっけなく、茫然としています。
 が、シフのホモ心中とか、ソロモンのほとんど無駄死とか。
 サヤ方の戦力(予定)が無意味に割かれていくのをもにょもにょしながらも、もしかして読み違い? という気がずっとしていたのです。
 アンシェルの意図がこの期に及んでよくわからないしね。

 結局、サヤvs.ディーバという戦いの皮を被った、愛を求めてすれ違う姉妹とその子供たちの大河ドラマだったのですかねぇ。

 まぁ、そういう要素は確かにあった訳ですけど。
 
 なんというか。

 狐につままれた気分ですが、
「あー、一年間だまされちゃったぜ」
 という、すがすがしさもあります。
 I.Gにまけましたー、ってか?
 
 もういっそ、サヤとカイとでディーバの子供を育ててください。
 ハジを保父さんで置いてやってください、っていう気分です。
 開き直ってハッピーエンドを!
 沖縄の片隅で、
「なんくるないさー」
 でお願いしたいです。

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