彩雲国物語 中の人トーク

今日こそは録画するぞ、とテレビの前にスタンバっていたのに、今日は本編ないのね……
先週の感想に自分で書いていたのに、マヌケ。

今日は今まで番組の間に流れていた中の人へのインタビューの総集編でした。
秀麗役の桑島法子さんと、絳攸役の檜山修之さんと、黎深役の真殿光昭さんのご登場。ちょうど黎深様の回を見ていなかったので、ちょっとわくわくしながら見ておりま。した。
美形が自分(が担当する登場人物)だけだと思っていた、という発言をあのあと諸処でみかけたのですが、こういう話の流れだったのですねー
こういうっていうのは、冒頭、黎深の印象を尋ねられた、その回答でした。

檜山さんのインタビューが印象的でした。
トークライブしてるとのお話でしたが、確かに聞きに行きたかもって思わせる楽しさでした。ラジオとか持ってないのかな? あとで調べてみよう。
どんな役を演じてみたいですか? と聞かれて、

邵可

あと10年くらいたったら演じられたらいいなぁって。
池田さんに「お前にはまだ早い」と言われそうだと笑っていましたが、きっと演じられるさー、なんていう気持ちになりました。

それはそうと。

衛星アニメワールドのおねーさんとおにーさん、何者なのかなぁーとずっと疑問だったんです。
あのテンションの高さはいったいなんだろうー?
とか、
おねーさん。若作りしてるけど、あれ、絶対、世代同じだよねー。
とか、
もしや腐?
とか。

邵可ぱぱを「邵可さまー」とハートマーク飛ばすノリは大好きです。

で、ふと気がついたんです。

かかずゆみさんって。

あかりちゃん?(byヒカルの碁)

検索したら、あたりでした。
そっかー。

そうするとおにーさんも、声優さん?
こちらも検索すると、そうでした。
うーんすっきりー。

かかずさんって、今ブリーチで演ってるのね。
ん? 今日のゲスト、皆、ブリーチ出てる?

収録スタジオで、「今度、ゲストに来てくださいね」ってにっこり笑って脅している姿が目に浮かびました。
そういうイメージ。

かかずさん、好き(ハートマーク)

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彩雲国物語 第28話 案ずるより産むが易し

秀麗の二番目に好きなのは、静蘭。

二番目
二番目

二番目

……

静蘭ががっくり落ち込んでいましたが、一番目が邵可ぱぱであることことがさっくり判明して、問題解決。

でも、朔ちゃんは秀麗にとって、恋愛対象? なことも判明。
恋愛に奥手の秀麗の、弱いところを強引に割り込んでくるから、という自己分析でした。

割り込まれちゃっているんですよね。秀麗ったら。
でも、劉輝がいなかったら、朔ちゃんでも無理だったような気がします。
劉輝によって、開かれつつある秀麗の恋をする心があって、その劉輝に似ていて似てない朔ちゃんだからこそ、秀麗の心に割り込めたのかしら。

ま、美形だし。

声、エロいし。


ほのぼの心の交流なのが、影月×香鈴
香鈴作のおまんじゅう、秀麗が二つで、わかーりやすく愛のこくはく。
でも、その他均しく一個な影月のおまんじゅうは、栗入りの特別製。

カモフラージュ失敗。

二人して、ぽわ~んと頬を染めて、かわいい。


そして今日も新顔さんが登場。
燕青の仲良しさん、有能な官吏のようですが、あれは誰なんでしょう?
燕青とナイス! カップル(←誤) コンビぶりがよいですね。
タレ目がキュート。
隣に髭がいるから、キュートっぷりが目立ちます。
しっかし、次から次へといろんな種類の美形が出てきますねー。


さて。次はいよいよ、琥璉。

茶家とのガチンコ勝負が始まりますよ。

とはいえ1週休み。

そして、

Ⅱ期、放送決定!

おめでとう(ぱちぱち)

詳細はこちらから
http://www.animate.tv/nf/detail.php?id=0000001012

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彩雲国物語 第27話 花は折りたし梢は高し

静蘭が頑張った!

とうとう、静蘭、秀麗に告白?!


静蘭、前回朔ちゃんが秀麗おじょーさまを寝台に連れ込んで悪さしようとしてたのが目に焼き付いて離れないらしいです。
なんか言ってやりたい、でも言えない、と逡巡して、秀麗の部屋の前を日がな一日うろうろう~ろう~ろ。
その間秀麗は、二胡を弾いたり仕事をしたり、忙しそうです。

静蘭、ひまじん~、仕事しろ~

って、秀麗の護衛が、彼の仕事でしたっけ?
じゃーダメじゃない? 上司の仕事の部屋に押し入って、

朔洵のことどう思っているんだ! (答え 劉輝に似ていて、正反対な人)

 どうして髪を結ばないんだ! (答え 朔洵がおろした方がいいっていったから)

 秀麗がいつかは恋をするのは解っていたけどあんなヤツはダメだー!

 だったらオレの方がなんぼかいい男!

 っていうようなこっぱずかしい台詞を叫んで、しかも、

 秀麗のことを抱きしめちゃあ(笑)。

 かわいいyo、静蘭!


かわいーといえば、香鈴

前回、影月(本当は陽月)を殺人賊の刃からかばったはずなのに、「どけ、バカ女」と言われたことにご立腹中です。
「がるるるる」
と、影月君が近づくのを威嚇して追っ払っています。
ギャグとしては不発だったけど、香鈴のかわいさはUPした気がします。
その他にも、秀麗のお悩み相談にちゃんとのってあげてね。
「香鈴にとって、茶太保って、どんな人?」
それは、香鈴が秀麗を殺そうとした理由でもあって、聞きづらい、答えづらいことなはず。
それを、聞いてしまう秀麗も「恋ってなんだろう」って真剣に悩んでいたからであり、香鈴も秀麗が悩んでいることを解っているからこそ、正直にイタイ話しをしたのじゃないかしら。

情の深い、よい子だよね。香鈴って。


茶朔洵問題は、彩雲国の権力中枢でも、大いに問題になっています。
王とその側近が頭を寄せて、深刻そうにしています。

なんていうことない、一青年の恋愛問題なんですが、一青年が王様っていうだけで、政治問題になっちゃうんだすよねー。
そして、黎深さま~
すでに朔洵に手のものを差し向け済みとか。さすが、おぢさんだよ~(Love 黎深さま~)
朔洵ったら、おぢさんの放った刺客をことごとく退けているのだとか。

朔洵、侮れぬヤツ

っていうことになったみたいです。

が、私は黎深さまが有能っていうのが、今ひとつぴんときません。
私にとって、黎深が有能である必要はなく、兄と姪を溺愛している、ただのおぢさん。
報われないところが、かわいらしく、よいです。うふふ。黎深さまー


そういえば、静蘭、おじょーさまに甘露茶煎れてもらったのに、飲んでませんでしたよね。
そういえばあれって、朔洵のツケで買った甘露茶でしたっけ。

恋敵の施しはうけねーぜ!

その心意気や。善し!

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彩雲国物語 第26話 闇夜の烏

すっげー 茶 朔洵

これがオーラってもんか!

すげー。ああいうのって、絵と声で表現できちゃうんだー。


いやー。朔洵が秀麗に迫る迫る。
それは見事なせまりっぷり。
ビデオ撮ってなかったこと。後悔しました。
これは、実況中継とか、実況チャットとかしたら、絶対面白いはず。

前回も朔洵は秀麗に迫っていたけど、ぴょんぴょんはねる龍蓮に持ってかれちゃいましたが、今回は龍連もお嬢様の「甘露茶」で正気を取り戻す静蘭よりも、陽月君も、全部ふっとばして、

朔洵 オンステージ



でした。





あの……感想、これでいいですか?




追記
最後の劉輝の執務室? 背後にコクヨのフラットファイルが並んでいて、和みました。

それにしても、朔洵すごかった。

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彩雲国物語 第25話 他人のそら似

出た~

心の友~

フェロモン、ばらまきまくりの千夜よりも、記憶に残っちゃうって……

美人は三日見ると飽きるっていうけど、変人はいつ見てもオモロイんだなー。

笑える笑える。


っていうのが、今日の心の叫び。

まずは荒い荒いあらすじから

脱獄チームも、州牧チームも、秀麗も、ついでに何故か藍龍蓮も、金華に到着しました。

以上!


今日は、どちらかっていうと、つなぎの回?

嵐の前の静けさみたいです。

いろいろ感想

 脱獄チームの静蘭・燕青殺人族の親玉とご対面。金華での再会を約束して分かれます。が、次回は棺桶の押し付け合いが始まりそうな様子。
 燕青は、実は裕福な商家のおぼっちゃまだそうですよっ!
 殺人族に家族を惨殺されて、生き残ったとのこと。
 実は、青燕も、悲しい過去があるようです。
 小声でつっこんじゃいますけど、静蘭を好きにしてたって、どんな風に好きにしてたんでしょうねー。 いえ。原作読んだ時からきになっていたんですけど。やっぱりあれですか? お×児さん?

 州牧チーム、いよいよ香鈴の正体がばれて、本当の命の危機。
 香鈴は、秀麗の他人のそら似?……第1号
 しかし、殺人族の現親分に、ニセモノって教えて貰わないと気が付かない、舐められっぱなしのそーちゃん、かわいーねー。殺人族の親分を自分直属にスカウトしてますが、「将来性などなどいろいろ考えて決めますね」って。
 それって、体よく断っているんですよ? 将来性なしって言われてるんですよ?
 気が付かない、そーちゃん、かわいいーv

 さて。香鈴を名乗って、全商連の商隊に紛れて金華に向かう秀麗。
 
 千夜に相変わらず迫られています。
「恋愛するの、怖い?」
 なんて、けっこう図星ついてますね。
 
 秀麗、結構真剣なキスされちゃってますが、千夜、どれだけ本気なんだか。

 一方の秀麗。どうもいつもの勢いで、きっぱりはっきりお断り出来ずに、顔を赤らめてますよ。
 千夜と劉輝が、やっぱりダブルようですよ?
 全然、似てないのにね ……っていうのが、「他人のそら似」。第2号 大本命。

 が、全商連での小勝負の後、琳家は殺人賊により一家全滅と聞き、秀麗大ショック。
 (このあたりも、「他人のそら似」? 第3号?)

 琳千夜とは何者? なんかヤバイ人と一緒に来ちゃった?

 って。

 あったりー。


 予告で出ていたのは、全商連の「柴彰」でした。眼鏡キャラは好きですよv でも、柴姉弟なら、姉の方が格好いいと思うんですよvv

 で、以下ちびっと辛口なんですけど。

 全商連vs秀麗の勝負。
 ま、今日の一番の見せ場だったハズなんですけど。
 秀麗が「私」っていう切り札を出す時、夕方のようなんですが……
 いったい、どんな舌戦を一日繰り広げていたのか、まったく想像できないですけど。
 結局は秀麗の勝ちなんですが、理由は「心意気を買う」って、あなた……
 80%の勝率がなくちゃ動かないっていう割には、ギャンブル好きよね~。
 「心意気」なんて、いーかげんな理由よりも、「私」ってのがよっぽど価値がありそうなんだけどね?
 なんざんしょ~

 見せ場その1がキスシーン。見せ場その2がvs全商連。でもやっぱり一番心に残るシーンは、

藍龍蓮

だったのでした。

以上。

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彩雲国物語 第24話 寝耳に水

金曜の夜、なんかビデオを予約して、彩雲国物語見終わった後に見ようと思っていたのがあったはずなのに……

「反逆のルルージュ」でした。

しまったー。今から来週の予約しとくかなぁー。

さて。今週の彩雲国物語。まずはあらすじから

牢屋チームの静蘭、燕青は、茶家当主の座を狙う茶仲障の孫、草洵により食事などを与えられ、さらには脱獄。

州牧チームの影月、香鈴は、牢屋チームの脱獄によって苛立つ茶家長男のそーちゃん(草洵)により、影月が命の危機に。秀麗のふりをした香鈴が紅家の威光を騙ってピンチを脱出。香鈴のがんばりを目にした茶家三男気弱な克洵の庇護で集合場所の金華に。

全商連の商隊に紛れ込むことに成功した秀麗は、商隊の主が金華へ出立しないことに焦れていた。静蘭、燕青の報と軌を一にして若様琳千夜は動くことを決め、秀麗は茶屋で甘露茶を買い占めて、自分の無事を脱獄組に自分の無事を知らせる。

三人それぞれが金華に向けて旅を再開。果たして無事金華に到着することができるのか!


えっと。「寝耳に水」なのは、茶家次男と茶州新州牧との婚姻の準備が進んでいる、という話を、新州牧が知ってってコトです。

新州牧って、影月君のことぢゃないです。秀麗ですよ。婚姻で新州牧を身内に取り込んで、しかも彩七家の有力貴族紅家ともよしみを結ぶ。茶家にとって(だけ)ウマーな計画です。

寝耳に水なこの話、秀麗はびっくりしているだけです。

静蘭、「私のおじょうさまになに勝手なことを」と怒り出すかと思ったら、極めて冷静。

「黎深さまの耳に入ったら、茶家は瞬殺」(意訳)

って。極めて冷静。

あー。確かに、黎深おぢさんならそうだよね。冷静に冷酷に秀麗の相手を闇に葬るでしょう。

自ら手を汚さなくたって、良いしね。自ら手を汚すまでもなく、っていう傍若無人なブラック静蘭、いいよ、静蘭。

ブラック静蘭が回想する、黎深おぢさんのぎらりんまなこ。いいなー。ああいうのこそ、アニメの楽しみです。黎深おぢさんー。LOVE。

美声が魅力の琳千夜。起き抜けに裸で(っても上半身だけどね。NHKだし、朝だし)、うぶ(死語)な秀麗は、真っ赤になって「何か着てくださいっ!」って。

えー。侍女って、そーゆーの仕事じゃないの?

って、ぷちつっこみ。まぁ、千夜も秀麗がそーゆー反応するの見越して、ワザとやってるんでしょう。が、秀麗、順応性高いから、すぐ慣れちゃいますよ? お楽しみは今だけね。

って。千夜は次から次ぎへと、秀麗で遊ぶネタ見つけて、楽しんでいます。ついでに私も楽しんでいます。

「こうんなに私のこと解ってくれるなんて、夫婦みたいだね」(意訳)

と、一気にプロポーズへ。秀麗、そこは即座にお断りするトコだからね。

という私の心の声は無視。劉輝に口説かれた時の姿とだぶって、心ぐらり。

キミだけが本当のボクを理解してくれるんだ。そんなキミがボクは好きだー。

おー。LOVE話の見せ場だ!

でも、静蘭たちに無事を知らせる甘露茶買い占めを、千夜のツケでやっちゃうちゃっかり秀麗。そんな逞しさが、ラブ話との絶妙なバランスを取って話を面白くしているのよね。

さて。千夜って何者? 

って。原作読んでるので答えは知っているのだけど、そんな風におもわせちゃいますねー。アニメも原作に負けず劣らず面白いです。

予告では、またもや美形が登場してますが、あれ、誰? (って、これはマジでわからなかったりして)

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彩雲国物語 第23話 旅は道連れ世は情け

アニメ版の彩雲国物語、しばらく毎週欠かさずみておりましたが、原作既読派の私にとって感想の書き方に困るトコがあったのですが、今日茶集編が本格的に始まってアニメが妙にツボに嵌ったので、感想書いてみたいと思いますっ!

あらすじ

任国の茶州へ赴任の途中、州牧の赴任を妨げようと画策する茶一族の陰謀で、官憲の手に静蘭・燕青・影月・香鈴は捕らえられ、秀麗はたった一人「金華を目指せ」の燕青の言葉に従うことになる。

秀麗は旅の安全と旅費の節約のために、商人の琳千夜の侍女として金華を目指すことになる。


茶州編の見物の一つは、琳千夜。

原作では、美形揃いの彩雲国物語の中でもちょっと毛色の違う美形なんですが、どんな風に表現されるのか楽しみでした。

うーん。

絵的には美形か? と思わずつっこんでしまいたくなりましたが、声がいいですっ!

あの声でこの先侍女の秀麗にあれしてこれして命令するのでしょうから、なんかぞくぞくしますねー。

秀麗との掛け合いが楽しみ。

それと、「お嬢様命!」な静蘭の過去がまた一つ明らかに。

どうも秀麗には知られたくない過去のようで、排除の方向に問答無用で大決定のようです。黒いよ……静蘭。あの二重人格ぶりは、かなーり楽しいです。

影月君と香鈴ちゃん、いい雰囲気ですね。看病のシーンはほのぼのしてい心あらわれます。

が。

香鈴ちゃん、あれで秀麗と同じくらいの年かぁ? 熱でほっぺたが赤くて、はぁはぁいっている姿は、なんだかほのぼのとか縁遠いようなぁ。

……なんて感じるのは、腐ったオトナなせいかもね。

てへ。


追記

彩雲国物語は、オヤジが楽しい!

いやぁ。霄太師が「秀麗の手作りまんじゅうゴチソウになってくるよ」

ってねちねちいぢめているシーンは秀逸っ!

……いや、秀麗、まんじゅう作ってる余裕ないから。

感想記事をいくつか拝見して、手形の件を書き忘れたことを思い出しました。

秀麗は玖琅おじさんのこと(だけ)を思い出していましたよ。

ホントは紅家当主は黎深おじさんなんですよ?

秀麗のためなら高額な特許料(みたいなやつ)棒にふるってもいいっ

って決断したのは、黎深なのにねぇ。

姪ラブの報われなさっぷりが、妙に愛おしくて黎深好きですー

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雪乃紗衣『彩雲国物語』(角川ビーンズ文庫)

面白い!

夢中になって、既刊(番外編を除く)全てを読みました。

もっと早く読んでおけばよかった!

と後悔しながらも、

一気読みできる幸せ!

大人っていいなぁ。シリーズものの大人買い一気読み。大人の特権ですね。
サラリーマンやっててよかったと思う、この瞬間。

さて。そもそものきっかけ、とある土曜の朝。
週末につき、普段あまりじっくり見ることのない新聞のBSの番組表に「機動警察」の4文字を発見!
確か、NHKBSのこの時間帯はアニメなはずで、そして「機動警察」と言えば、やはり

パトレイバー

でしょう。と、わくわくしながらBSを見ようとしたのですが、わが家のBS、今時専用チューナーで受信して、テレビに出力しているという、一体いつの時代の家電なのさ! というありさまで。しかも、チューナーとテレビの間には、ステレオやビデオやHDレコーダーが噛んでいて、もうどれのスイッチを入れたらBSが見られるか、セッティングした人じゃないとわからない状況で、配線を追いかけていろいろ試したけど、結局は見られず(くー)。
最終的な敗因は、アンテナの向きがちょっとずれていたから、というギャグのような落ちで、BSの視聴方法を学習した私は、翌週、意気揚揚と「機動警察」を見ることができました。
が。
丁度、2課ご一同様が、ご神木の祟り騒動に巻き込まれる回で、今三つぱっとしなかったんです(同じゆーれーものなら、廃屋で訓練の話の方が面白いのに。あれって、OVA?)。
それで、だらりとテレビをつけていて始まったのが、「彩雲国物語」でした。

世間知らずの王様が、恋しい主人公への贈り物に藁人形を送る、というシーンに心わしづかみで、つい、ふらふら~っと本屋に行って、本をめくったら、あとは一気でした。

とはいえ、「彩雲国物語」との出会いは、アニメが初めてではありません。
「彩雲国物語」が人気シリーズであることは、知っておりました。
本屋に行けば、平台に積んでありますから、目立ちます。
っていうか、一応ビーンズは、高殿円氏のホームグランドなので、一通りチェックしています。しばらくは、雑誌のビーンズも購入していましたし。
ですので、作者雪野紗衣氏の第1回の角川ビーンズ賞の選評とかコメントとかも目にしていてますし、1作目発表後、書評サイトはどこでも軒並み好意的でしたしね。

貧乏暮らしだけど家格だけは高い家のおじょーさまが、やる気ナシの王様のお妃として後宮に上がり、教育係として根性叩き直すアルバイトを引き受ける、というお話。家格は高いけど貧乏という設定そのものに乗れなかったのと(まあ、昔話には没落した貴族の家の娘が……っていう話は沢山ありますが)、主人公の周りにはやたらとイイ男がわらわらしていて、しかも主人公モテモテという設定が胡散くさくて。
どうも、苦手なんです(涙)。総受け系のモテモテ話って。
しかも、中華風ファンタジーといえば、「十二国記」が有名ですが、あれの強烈さかげんは一種のトラウマで、同種の設定のものに伸ばす手を引っ張るって言うか……
あの藁人形(のシーン)には、私の中のもやもやしたものをふっとばす勢いがありました。

そもそもの話は、主人公がアルバイトで後宮に妃として入りなまくらな王様の根性を叩き直すというの話ですが、シリーズ化されると話の方向がちょっと変わりました。
主人公紅秀麗が初の女性官吏として活躍する、女の一代記、といった様相を呈しています。当然、主人公の成長たんでもあるわけです。
そう。私好みの話だったわけです。

中華風ファンタジーしかも主人公の成長*ということで、「十二国記」とダブる側面もあるのですが、読んでいる最中は「彩雲国物語」の世界にどっぷりで、思い出すこともありませんでした。
違う話なので違うのは当たり前なのですが、そういうところを抜きにしてもやはり違うなぁ、と。
主人公陽子にしても高里にしても、基本的に自己否定・他者否定の中から、自分を掴み取っていく話で、主人公たちの逡巡も巻き込まれる出来事も、主人公に容赦がない。極限に追い込まれた辛い環境のなかで、ようやく掴み取ったからこそ陽子は強く優しくなれるわけで、小野不優美氏は自分を掴み取るに至る葛藤こそを主題として描いたわけです(高里はまだその過程。数年前に予告されていた新刊はどうなったのしょう)。
一方「彩雲国物語」の主人公秀麗の寄って立つ精神的な基盤は物語が始まる前に完成されており、その苦しい過程を主題として物語としては描かれていない。あくまでも秀麗の過去の話として語られるに留まり、読み手は物語の手法で作者に説得されていない。結局、ここが物語に乗れるか乗れないかの分かれ目。そのあたりの薄さがちょっと気になったものの、それ以上に初の女性官吏としての誠実に困難を乗り越えていく姿が描かれる物語がとても面白く、引き込まれているのです。まるで、彩雲国の住民になったような気持ちになりながら。

もう一つ。「彩雲国物語」を気に入った理由があります。
文章のリズムがとても良くて、読んでいて楽しいというのがあります。
中華ファンタジーらしく漢文調で語られる部分もあるのですが、ベースとなる今風な口語と上手く混じって独特のリズムになっていて、それが私にはとても心地よく感じます。ギャグも「さぁ、笑え!」というような作りこみじゃなくて、あのキャラクターならそうだよなっていうギャグ。私が心引かれた、王から秀麗へのプレゼント攻勢も、アニメで見てもテンポが良くて面白かったのだけど、文章で読むとなおさらです。好きだなぁ。
さりげなく書かれた一言が、実は伏線だったということもかなりあって、結末を知ってから読み返すと、あぁこんなとこにもあんなとこにもっていう再発見が楽しくて繰り返し読み直しています。

と、いうことで、「彩雲国物語」、今、とっても気に入っているのです。

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